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エレクトリックベースの音作り

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●ライブ会場でのキャビネット調整って、、、

やっと気が付いたのですが
ライブのリハーサルで
一生懸命ベースのキャビネットをいじるのって
下図のようなシステム構成だと
あんまり意味ないですね、、、

客に聞こえるのはほとんどＰＡスピーカーの音です
ベースアンプは通常モニタとして
演奏者が聞くものです
上のようなシステム構成ではキャビネットの影響を受けるのは
ベースアンプだけで
ＰＡスピーカーから聞こえるサウンドには
全く関係ありません

ベースアンプの音量は
自分の演奏している音が聞こえる程度に抑えます
ベースアンプの音をガンガン上げてしまうと
ステージの右と左で音のバランスをとりづらくなります
それに
ベースは低音楽器なので
長〜い波長が発生し
その音が干渉すると
場所によって音量が変わってしまうという
気持ちの悪い現象が起きる可能性もあります

リハーサルの時間があれば
最後にキャビネットを調整し
ベースのサウンドメイキングを行います
これは演奏者が気持ちよくなる為の作業になります

もちろんシステム構成によっては
キャビネットの設定が生きる場合もあるので
演奏前によく確認しましょう

ちなみにギターの音は
ギターアンプにマイクを置いて
ＰＡへ送るパターンがほとんどなので
キャビネットの調整された音が
ＰＡスピーカーへ行くケースが多いようです